伊藤忠商事(8001)-2026年3月期2Q決算
🏪 上期連結純利益5,003億円（+14%）で進捗率56%。基礎収益レンジを8,000–8,200億円へ見直しつつ、通期純利益9,000億円を据え置き。営業CF6,092億円・実質FCF約3,660億円と過去最高水準のキャッシュ創出を確保。累進配当を継続し年間210円（分割前換算）へ増配、自己株1,500億円超を実行中（総還元性向50%目途）。非資源の底堅さが収益を牽引し、分割（1→5、2026/1/1）で流動性向上を図る。
商社
商社セクターの企業の決算分析記事を掲載しています。
4社 • 11件の決算分析記事
[8001]
三井物産(8031)-2026年3月期1Q決算
🏢 1Qは基礎営業キャッシュ・フロー（KCF）が底堅く推移。当期利益は前年の資産リサイクル益の反動で減益ながら、事業計画線上の進捗。金属資源は市況反落、エネルギーは数量減をガス価格で一部相殺。化学品・鉄鋼製品・次世代/機能推進が補完。累進配当と機動的自己株を継続し、成長投資と株主還元の両立を維持。
三菱商事(8058)-2026年3月期2Q決算
💼 2Q累計で営業収益CF4,463億円・連結純利益3,558億円、計画対比は概ね順調に進捗。通期見通し（純利益7,000億円／営業収益CF9,000億円）は据え置き。自己株取得上限1兆円は9月末までに5,782億円実行、配当は累進方針で年110円。金属資源の反動減を社会インフラ・電力・SLCなどで補完、Net DERは0.39倍で財務余力を維持。
三菱商事(8058)-2026年3月期1Q決算分析
⚡ 営業収益CF2,504億円・進捗率28%、連結純利益2,031億円・進捗率29%と計画線を維持。LNGカナダ初出荷、三菱食品の完全子会社化、Thai Union追加出資など経営戦略2027を着実に推進しつつ、自己株取得3,473億円を実行。総合評価はやや良好。
伊藤忠商事(8001)-2026年3月期1Q決算分析
📊 伊藤忠商事は連結純利益2,839億円（+37%）で1Q過去最高を更新。資源価格下落と円高で基礎収益は1,810億円（▲10%）ながら、進捗率32%と計画線上。非資源比率90%へ上昇し、連続増配200円と1,500億円の自己株取得を継続し総還元性向50%を目途に株主還元を強化。
三井物産(8031)-2026年3月期1Q決算分析
📊 基礎営業キャッシュフローは前年同期比で底堅く推移し、当期利益は資産リサイクル益の反動で減益ながら進捗は計画線上。累進配当と自己株取得による株主還元姿勢を維持。
双日(2768)-2026年3月期1Q決算分析
📊 双日は売上収益5,989億円（▲4%）・当期純利益211億円（▲8%）と前年同期比減益ながら期初計画に対し順調な18%進捗。資源価格下落を非資源事業の伸長で一部吸収し、ROE11.6%目標を維持。累進配当165円への増配と100億円の自己株買いを実行し、資本効率向上を重視する方針。
🚀伊藤忠商事-2024年度決算
📊 伊藤忠商事は連結純利益8,803億円を計上し、2年連続で過去最高を更新。非資源ビジネス比率は79%へ上昇し、ROEは約16%を維持。
🚀三菱商事-2024年度決算
📊 三菱商事は連結純利益9,507億円を計上し、中期経営戦略の定量目標を達成。2025年度は7,000億円を計画し、1兆円の自己株取得を発表。
🚀三井物産-2024年度決算
📊 三井物産は基礎営業キャッシュフロー1兆円超を3期連続で達成、堅調なキャッシュ創出力を維持。資産リサイクルと成長投資を両立し、累進配当を継続。
📊三井物産-2024年度3Q
💰 三井物産は基礎営業キャッシュフローと当期利益が想定通り進捗。資産リサイクルによる成長投資を推進し、堅調な業績を維持。