日本株投資のブログ

企業の決算や財務分析、セクター動向など、株式投資に役立つ情報を提供します。

最新の決算分析

ブリヂストン(5108)-2025年度1Q決算

📊 ブリヂストンは売上収益1兆581億円で微減収、調整後営業利益1,114億円(前年比▲7%)と減益ながら10%超の利益率を維持。自由CFは913億円へ拡大し、3,000億円の自己株取得枠と年間230円配当を据え置く。米国追加関税450億円影響を織り込みつつも通期計画を維持し、ROIC9.2%を目指す。

キオクシアホールディングス-2024年度決算

💾 キオクシアは売上収益1兆7,065億円・Non-GAAP営業利益4,530億円で過去最高益を達成。データセンター/エンタープライズ向けSSD売上が前年比約3倍へ拡大し、FCF3,034億円と財務体質も大幅改善。AIサーバ需要と第8世代BiCS FLASH™量産が牽引する一方、PC・スマホ向け需要弱含みで市況の先行きはなお不透明。

コニカミノルタ(4902)-2024年度決算

📉 コニカミノルタは売上高1兆1,279億円と微増収も、事業貢献利益319億円に留まり営業損失640億円を計上。減損と構造改革費用が響いたが、FCF757億円を確保し有利子負債を圧縮。2025年度は営業利益480億円・事業貢献利益525億円へV字回復を計画し、3年ぶりの年間10円配当を掲げる。

トリドールホールディングス(3397)-2024年度決算

🍜 トリドールホールディングスは売上収益2,682億円(+15.6%)・事業利益182億円(+27.4%)と過去最高を更新。丸亀製麺が国内外で高水準の利益率を維持し、ずんどう屋・コナズ珈琲も2桁増収。海外事業の減損8,066百万円で営業利益は87億円にとどまるが、2026年度は事業利益196億円・営業利益146億円へ回復を計画し、2030年視野のマルチブランド/マルチリージョン戦略を加速する。