Laboro.AI(5586)-2025年度2Q

1. 概要

売上高: 9.79億円(前年同期比 +37%)
💰 売上総利益: 6.79億円(+44%)
📈 粗利率: 69%(+3.0pts)
🚀 営業利益: 2.05億円(+205%); 営業利益率 21%
💡 四半期純利益: 1.42億円(+ …)
🎯 営業利益進捗: 通期計画250百万円に対し82%達成
🌟 顧客基盤: 2Q新規4社・累計6社獲得、既存案件も深耕

💡 評価:
AI需要追い風で高成長・高利益率を維持
📈 プロジェクト粗利率改善で収益性がさらに向上
🚨 SD採用が想定比ビハインドで成長ボトルネック

2. 2025年度通期見通し

📊 売上高: 20.08億円(前年比 +33%)
💰 営業利益: 2.50億円(+37%)
📈 粗利率計画: 65%(保守的想定)
📌 達成鍵: SDシニア層採用と稼働率維持で上振れ余地
🎁 配当: 設定なし(成長投資優先)

💡 評価:
🚀 既に売上進捗49%・利益進捗82%と上振れペース
⚠️ 採用コスト先行・案件タイミングずれによる変動に留意

3. 成長戦略と2Qトピックス

🚀 VM/VD循環: 先端テーマ(強化学習・LLM)で獲得したノウハウを横展開し案件単価を高止まりさせるモデルが機能
🤝 M&A: グラフDB技術のCAGLAを1.53億円で完全子会社化し、製造業向け案件の深耕と技術ポートフォリオ拡充を図る
🌍 顧客多様化: 半導体・化学・物流など研究開発型産業と生活者産業が売上比率50%ずつでバランスを維持
👥 組織: 従業員88名(うちSD34名); SD採用進捗0名と遅延、ENG採用は計画通り

4. リスクと成長要因

🚨 リスク要因
🧑‍💻 SD採用遅延で案件消化能力不足
🔄 案件期ズレで四半期変動が大きい
💼 生成AI競争激化による単価下落リスク
📈 成長要因
⚙️ LLM・強化学習案件の横展開で高粗利維持
🔗 CAGLAシナジーで製造業顧客拡大とストック型収益確立を加速
🌱 AI投資需要の高水準継続で受注パイプライン豊富

5. 総合評価

📊 総合評価: やや良好
高成長・高収益を維持しつつM&Aで非連続成長を模索
🚨 人材採用の遅延が短期ボトルネックだが、案件単価と利益率の高さが下支え
🔄 VM/VD循環が機能する限り、通期計画上振れの可能性が高い

→ Laboro.AI(5586)は、生成AI需要と高付加価値カスタムAIソリューションで成長を加速。採用強化とM&Aシナジー創出が達成されれば、中期的な規模拡大と利益率維持が期待できる。

投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。